中高の思い出を断捨離した

 


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院試も終わったので部屋の断捨離をした。

そもそも物をあまり持っていない私の部屋には洋服と化粧品と本とぬいぐるみしか置いてないのだけれど、そのどれにも属さない「思い出の品」というカテゴリで捨てるに捨てれなかった品物が幾つか部屋に残っていた。
眺めるだけしか使用用途もなく、そもそも「思い出の品」として取ってあるにしてはそれ程大した思い出もないので、品物についての記憶をインターネットに記して供養してから全部捨てることにする。


・ゴム製のきのこのおもちゃ

高校時代に友達となんらかのガチャガチャで引き当てたストラップのチャーム部分。ずっとしめじだと思っていたがある日バイト先の先輩に指摘されこれはしめじではなくえのきだということに気がついた。ただのゴムのおもちゃなのだがある日消しゴムを忘れて試しにこれで擦ってみたら文字が消えたので一日これを消しゴムとして使用したことがあり、端が少し黒ずんでいる。

ストラップ部分があったときは携帯にくっつけていたが壊れたのでそれからは無断で教室の後ろの黒板に飾っていた。たまに昼休みにボール代わりにしてキャッチボールをして遊んでいた。


・コマのおもちゃ

高校時代に友達が突然教室に持ってきた。何かの付録だったのかもしれない。2つあったので友達と対戦していたら若い数学の教師が割り込んできて私と数学の教師と対戦した。これで遊んだのはその時の1回しか無い。友達はずっとこれを「ベイブレード」と呼んでいたがこんな簡素なベイブレードがあってたまるかと思う。

・校章

通っていた中学、高校の校章。中学の校章は3年間きっちり制服に付けていたが高校の校章は入学から1週間で外した。私服高校だったので、どんな服を着ていてもこの高校の生徒とわかるように見えるところに付けなくてはいけないという決まりだったが、誰も守っている者はいなかったし、教師もそれについて何とも思っていないようだった。

・文化祭の劇で使った衣装のリボン

高三の時の文化祭で劇をやったときに使った衣装の一部。何故受験生の秋に劇などやらねばならんのだと思っていたけど伝統!!!絆!!!劇頑張った生徒は受験も制する!!!みたいな圧倒的自称進学校のパワーでねじ伏せられていたので不満を漏らすことは許されなかった。準備はまあまあ楽しかった。
ダンスの練習のとき合間を縫って体育館の床に伏せて物理の重要問題集を解いていた。あまりにダンスが下手すぎる私と陰キャ男子にリーダー格のダンス部女子が頭を悩ませ振り付けがどんどん簡単になっていった。


ヘタリアのフランスというキャラクターのハンカチ

中学時代にヘタリアならフランス推しかな〜と言った私にアニメイトに行ったという友人がお土産で買ってきてくれた。友人は地元が秋葉原という超都会っ子(そもそも中学が秋葉原に近かった)だったので、アニメグッズも地元の名産品みたいな認識なのかな〜と中学一年生だった私は思った。


河下水希のポスター

ジャンプの付録だった。河下水希が好きだったので取ってあった。これについては特に何の思い出もない。


・高校受験で通っていた塾で宿題をメモするための小さいメモ帳

今なら全部携帯でメモするけどまだ授業中に携帯を取り出すことは悪とされていた時代のメモ帳。図書館など喋ってはいけない場所で友人と筆談するために使用したりもした。少し見直してみたらタオという名前の先生に「タオパイパイ」とあだ名をつけたりドラゴンボールを知らない友人に「下ネタやめて」と返事をされていたりした。


・14Gのボディピアス

高2のときにピアスを11個開けていた友人の影響で5個ピアスを開けた時に付けていたもの。(2つはすぐに塞いだのでもう穴はないが未だに軟骨に空けた跡のしこりが残っている)髪もその友人の影響でブリーチして金に染めたりしたけど全く似合ってないので今すぐ辞めろとタイムスリップしてあの頃の自分に言いたい。ファッションもAnk Rougeとかaxes femmeとかフリフリの物を怖気づかずガンガン着てたしその頃の方がよっぽど理系女子らしい容姿をしていた。

そもそも高校時代からこのシンプルなデザインのボディピアスを可愛いと思ったことはなく、そそのかされたとはいえなんでこんなの付けてたのか今となっては疑問である。昔から花とか星とかかわいいものの方が断然好きだったのに…。

 

こうして並べてみると自分も結構ちゃんと人と関わりながら中学、高校時代を過ごしていままで生きてきたんだなという当たり前のことを思い出す。今ではほとんど連絡も取ってないしSNSも知らないから何をしてるのか分からないけど、元気でいるといいなと思う。